2008年6月11日 (水)
澁澤龍彦回顧展
生誕80年を記念して開かれたのでした。
図録をめくっていたら、原稿用紙に書かれたタイトルが目に飛び込んできました。
「穴ノアル肉体ノコト」。
晩年、澁澤さんが呼吸するために喉に穴をあけた自分の姿について描かれたエッセイでした。
中身の文章よりも、タイトルに惹かれました。
原稿用紙の枠からはみ出るように書かれた文字を見ていると、
女には男より、穴が一つ多いのだなあと気づいて、感慨深げな思いに駆られました。
そうか、だから女がぼんやりしていると、
男はその穴からするりと逃げていってしまうのだろうか・・・。
反対に、いつの間に入り込んだのかしら? と思うこともあって、
そんなときは丁重にお辞儀をして、出て行ってもらうことにしている。
花は「ローズ・ヨコハマ」という名前の黄色いバラ。





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